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「お墓を守る人がいない」「遠方で通えない」「子どもに負担を残したくない」こうした背景から、いま墓じまいは“特別なこと”ではなく、現実的な選択肢になっています。一方で墓じまいは、単に墓石を撤去する工事ではなく、行政手続き・契約関係・祭祀承継(お墓の承継ルール)・親族調整が絡むため、順番を誤るとトラブルになりがちです。
この記事では、
について、解説します。
墓じまいとは、次の一連の行為の総称です。
ポイントは、墓じまいは「撤去工事」だけで完了しないこと。
遺骨の移動には、原則として改葬の許可が必要になり、ここが手続きの中心です。
よくある誤解はこの2つを同一視してしまうことです。
墓じまいを進めるときは、「改葬手続きが必須になるケースが大半」だと理解しておくと迷いません。
お墓・仏壇・位牌などは、通常の遺産(預金・不動産)と同じ枠組みで分けるものではなく、祭祀財産として扱われ、承継のルールが異なります。
先祖供養を主宰し、祭祀財産(墓・仏壇・位牌など)を管理する立場の人です。
ここを確認せずに「相続人同士の話し合いだけ」で進めると、後から強い反発を招く原因になります。
一般に次の順で決まります。
「誰が決めるのか」を最初に押さえるだけで、墓じまいの成功率は大きく上がります。
祭祀財産とは、先祖を供養するための「家のお祀り道具一式」 のことです。
代表的なものは次のとおりです。
よくある誤解
お墓は祭祀財産なので、遺産分割協議の対象外です。
相続放棄をしても、祭祀承継者になることは可能 です。
長男でなくても、長女・次男・第三者が祭祀承継者になることもあります。
墓じまい相談で多い背景は次のとおりです。
ここからは、実務で一般的な“失敗しない順番”で説明します。
まずは「何がどこにあるか」を見える化します。
チェックリスト
この段階で、墓地管理者へ「墓じまいを検討している」旨の相談を入れると、その後がスムーズです。
墓じまいを進める主体が誰かを確認します。
ここでズレると起きること
祭祀承継者が不明確なら、無理に走らず、まず「整理」から入るのが大切です。
法律論以前に、墓じまいは感情が絡むため、説明設計が重要です。
説明で外せない3点
揉め事に発展するケース
改葬手続きでは、多くの場合で「受入証明(受入許可)」が必要になるため、改葬先は先に決めます。
主な選択肢と特徴
ここだけは確認(契約前)
改葬は一般に、現在の墓地がある自治体への申請になります(自治体により取り扱いが異なる場合があります)。
一般的に必要となる書類(代表例)
差し戻しが多いポイント
書類は“集めれば終わり”ではなく、整合性がとても大切です。
宗派や菩提寺との関係性によって実施が一般的です(法律上の義務とは別の話です)。
注意点
石材店に依頼し、墓石撤去だけでなく、墓地規約どおりの更地返還まで行います。
費用トラブルを防ぐ為に
最後に改葬先へ納骨して、墓じまいは完了です。
北海道での墓じまい費用は、墓の規模や立地、お寺との関係、新しい納骨先の選択によって大きく変わりますが、全体としての大きな目安は次の通りです。
約 30万円〜430万円程度
(ケースによって幅が広いのは、「新しい供養先の選択」が影響します)
多くの場合、勝手に進めるのは危険です。
特に「祭祀承継者」「墓地管理者」「改葬許可」の3点を飛ばすと、トラブルの火種になります。
行政手続きの趣旨に反し、後の手続きが詰む原因になります。
必ず事前に自治体・墓地管理者と確認し、許可手続きを進めてください。
あります。
お墓は通常の遺産とは別の枠組み(祭祀承継)で動くため、相続と同時に整理すると家族の揉め事を減らしやすいです。
墓じまいは、急いで結論を出すものではありません。大切なのは、正しい順番を知り、一つひとつ丁寧に説明しながら進めることです。誰が決めるのか、何から始めるのかを整理するだけで、不安や対立の多くは未然に防ぐことができます。
もし「自分の場合はどうなるのだろう」と迷われたときは、一人で抱え込まず、状況を整理するところから始めてみてください。墓じまいは、過去を否定するものではなく、これからを安心して生きるための準備です。
納得できる形で進められるよう、焦らず、確実に一歩ずつ考えていきましょう。
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